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会場でデモンストレーションされたのはOpenSimのためのサーバーソフト「3Di OpenSim」と、ビューアである「3Di OpenViewer(In-Browser Viewer)」の2つ。サーバーのほうの目玉は、自分のアバターを別のワールドに持ち込めるアセットポータビリティー(アバターポータビリティ)を実現している点でしょうか。Lindenのベータプログラムで、IBMのワールドにテレポできたなんてニュースを聞いているかもしれませんが、やがて3Diさんの用意したOpenSimへも接続されることになるそうです。
一住民としては、あまり新しいワールドが増えるというだけではピンとこないのですが、もうひとつの目玉のビューアは、実際のワールドの見た目でもあり興味深いところです。
ページ下のYouTube動画で会場デモの様子が見られます。このビューアはWebブラウザであるInternet Explore上でActiveXを使用して動作しています。さらにin-worldの映像も見られるのですが、リアルタイムのアバターの影、さらにアバターや服の質感もSLのそれと異なるのがわかるでしょうか?(左のSSは、SL内のSundi Resortで撮影したもので、動画内のデモとは関係ありませんので、念のため^^;) アバターは、独自にMayaのデータをインポートしたもので、ボーンなども独自に設定してあるとか。先のアセットポータビリティーでアバターを共有することもできるけれど、ワールド独自のハイクオリティなアバターを別に用意することも可能になるというデモンストレーションらしいです。このビューアは、ビルドの機能や、現時点ではアバターの容姿編集などは盛り込まれずに、表示をメインにチューニングされているために、ブラウザ上でもここまでの表現が可能になっているのだとか。
また新機軸としてはオートクルージングモードというものも用意されていて、ワールドにログインしていなくても、in-worldに用意されたカメラ(視点)から、ワールドのなかの様子を見せることができるということです。現在のSLでは、ログインして目的地にテレポートしてはじめて、その場所の様子が見られるので、友人にLMを渡して「ここ景色よかったよ」なんてやりとだったり、Flickrなど誰かのスクリーンショットを見るのが情報源なのですが、紹介されたURLをブラウザで叩くだけで、そこのワールドの一番よい場所を見たりすることもできるという訳です。
もちろん、気に入ったらそこにログインして、SLのアバターでその場所を訪れるなんてこともできるので、SL内の友人と、よそのワールドを探索するなんてことも当たり前のようにできることになりそうですね。
かなり大雑把な例えになりますが、OpenIDに対応したmixiが、フレンドやコミュニティの関係を、そのまま他のコミュニティ・サービスに持ち込めるというのと同じようなことがメタバースでも可能になるようなものというとイメージしやすいのでしょうか。
サーバーは今年の 10月、ビューアに関しては来年の4月リリース予定ということで、すでにSL内でも優秀なクリエイターさんを抱えた企業などは、積極的に関与してるらしいなんてウワサも。いまのSLの進歩はもちろん楽しみですが、周辺までこの世界が広がっていくというのも、とても楽しみですね!
【参考】
3Di Announces Browser-Based Open Viewer for Virtual Worlds(Virtual World News)
09/16追記
デモ映像の動画を追加